福島県 福島市 [福島学院大学短期大学部]

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1.観測地点の情報
1. 定点観測地点名 JPNFKS001
2. 施設名 福島学院大学短期大学部
3. ホームページ http://www.fukushima-college.com/
4. 施設の概要
写真

 福島県の県庁所在地、福島市は、西に会津地方に至る吾妻山系の山々を、東に太平洋岸に至る阿武隈山系を望む盆地に位置しています。人口およそ28万人のこの街は、東に阿武隈川(冬、シベリアからの白鳥飛来地として知られています)が流れ、中心に信夫山がそびえたつ、自然に大変恵まれた土地として、古くから栄えてきました。また数多くの温泉を有する街でもあります。

 この福島市の北東部、閑静な場所に福島学院短期大学があります。

 福島学院短期大学は、昭和41年開学以来、幼児教育、生活デザイン、食文化、情報文化の領域で、地域社会の発展に貢献できる人材の育成に努めてきました。平成12年4月には、それまでの女子教育から、これまで培ってきた4領域の教育体系の上に、21世紀の「男女共同参画社会」に向け、「男女が共に学ぶ」という目標を掲げ、

     
  • 保育科第一部 
  • 保育科第二部 
  • 生活デザイン科 
  • 食物栄養科 
  • 情報ビジネスコミュニケーション科
 5つの学科全てを男女共学化しました。
 さらに、平成13年4月より、
     
  • 福祉心理科  及び  専攻科福祉専攻第一部
 を開設、人材育成の新たなフィールドを切り開いています。 
5. 住所・連絡先 〒960-0181
福島県福島市宮代乳児池1-1
電話024-553-3221 FAX024-553-3222
6. 緯度・経度 北緯37°47′・東経140°29′
7. 施設の標高 60m
8. 観測装置の高さ +11.6m(地面から観測装置までの高さ)
9. 観測装置の高度 71.6m(海面から観測装置までの高さ)
10. 景観カメラの方位
11. 景観の要素 ・福島学院短期大学キャンパス
・落葉広葉樹(イチョウ)
・信夫山
・市街地の遠景(福島市)
・地面のようす
12. 装置と設置場所周辺の写真 (a) 装置の全景

(b) 気象観測装置

福島・気象観測装置

(c) 景観カメラ

福島・景観カメラ

(d) 景観カメラからの風景

福島・景観カメラからの風景

福島・鳥瞰図
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(e) 記念写真スポット

福島・記念写真スポット

↑ここに10分間立っていると景観カメラが記念写真を撮影します。




2.地方の気象
1. 福島の気候

 福島県は東西に幅のある立地で、西側より越後山脈、奥羽山脈および阿武隈高地がほぼ平行して南北に走る地形である。地域区分も地形的な影響が大きく、会津(越後山脈と奥羽山脈の間)、中通(奥羽山脈と阿武隈高地の間)および浜通(阿武隈高地東側の海岸地域)という名称で大きく3地域に区分される。

 気候については、阿武隈高地の東西で大きくその様相を異にする。東側の海岸地域である浜通にある相馬、原町、いわき等は海洋性気候のため夏季は気温の日格差が小さく、東風となる海風の影響を受けて過ごしやすい。また冬季は雪が少なく、他の2地域と比較して温暖である。小名浜の年間降水量は約1400mmである。

 中通に位置する福島、郡山、白河およびその周辺地域は盆地である。すなわち海風の影響が少ないため夏季は風が弱く高温となり、夜間の冷却による気温の日格差が大きい盆地特有の気候である。冬季は北西季節風の影響を受け、西側の奥羽山脈に近いところで降雪がみられるが東側は一般に少ない。福島の年間降水量は約1100mmである。

会津は喜多方、会津若松、田島および只見などを包含する地域である。この地域は越後山脈と奥羽山脈に囲まれた山間地域および盆地である。夏季における山間地域は高地のために冷涼である。一方、都市である会津若松や喜多方などの盆地では中通地方と同様に内陸性の盆地気候となるため、夏季において気温の日格差、日中の蒸し暑さが顕著である。一方、脊梁山脈を背にする地形のため、冬季の北西季節風による気温低下が著しく、積雪量とともに他の2地域と様相を異にする。豪雪地域は南西部、越後山脈に面する只見地方であり冬季に降水量が多い日本海式気候である。喜多方における年間降水量は約1300mmである。

福島・地図
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