福島県 郡山市 [福島県郡山自然の家]

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1.観測地点の情報
1. 定点観測地点名 JPNFKS003
2. 施設名 財団法人福島県自然の家 郡山自然の家
3. ホームページ http://www.koriyama-nc.fks.ed.jp/
4. 施設の概要
写真

「みどり! であい! 感動!」

 郡山市西部、緩やかな丘陵地に位置する郡山浜自然の家は、県内4カ所の福島県自然の家の一つ。

 都市近郊型で交通の便がよい。周囲は松や落葉広葉樹林の豊かな自然に恵まれ、フィールドワーク、スコアオリエンテーリング等、多種にわたる研修活動が可能です。
 エリア内の浄土松公園には、昭和33年名勝及び天然記念物の県文化財として指定された奇岩「きのこ岩」があります。
 雨天時には室内でサーキットができる設備も整っています。

 収容定員(総収容定員 526人)
  本館 166人(10人用ベッド1部屋 12人用ベッド13部屋)
  ロッジ180人(20人用9棟)
  テント180人(4人用45張)

5. 住所・連絡先 〒963-0213
福島県郡山市逢瀬町多田野字中丸山46
電話024-957-2111 FAX024-957-2112
6. 緯度・経度 北緯37°23′・東経140°17′
7. 施設の標高 295m
8. 観測装置の高さ +8.4m(地面から観測装置までの高さ)
9. 観測装置の高度 303.4m(海面から観測装置までの高さ)
10. 景観カメラの方位 南東
11. 景観の要素 ・田圃
・落葉広葉樹
・日の出
・市街地の遠景(郡山市)
・地面のようす
12. 装置と設置場所周辺の写真 (a) 装置の全景

郡山・装置の全景

(b) 気象観測装置

(c) 景観カメラ

郡山・景観カメラ

(d) 景観カメラからの風景

郡山・景観カメラからの風景

郡山・鳥瞰図
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2.地方の気象
1. 福島の気候

 福島県は東西に幅のある立地で、西側より越後山脈、奥羽山脈および阿武隈高地がほぼ平行して南北に走る地形である。地域区分も地形的な影響が大きく、会津(越後山脈と奥羽山脈の間)、中通(奥羽山脈と阿武隈高地の間)および浜通(阿武隈高地東側の海岸地域)という名称で大きく3地域に区分される。

 気候については、阿武隈高地の東西で大きくその様相を異にする。東側の海岸地域である浜通にある相馬、原町、いわき等は海洋性気候のため夏季は気温の日格差が小さく、東風となる海風の影響を受けて過ごしやすい。また冬季は雪が少なく、他の2地域と比較して温暖である。小名浜の年間降水量は約1400mmである。

 中通に位置する福島、郡山、白河およびその周辺地域は盆地である。すなわち海風の影響が少ないため夏季は風が弱く高温となり、夜間の冷却による気温の日格差が大きい盆地特有の気候である。冬季は北西季節風の影響を受け、西側の奥羽山脈に近いところで降雪がみられるが東側は一般に少ない。福島の年間降水量は約1100mmである。

会津は喜多方、会津若松、田島および只見などを包含する地域である。この地域は越後山脈と奥羽山脈に囲まれた山間地域および盆地である。夏季における山間地域は高地のために冷涼である。一方、都市である会津若松や喜多方などの盆地では中通地方と同様に内陸性の盆地気候となるため、夏季において気温の日格差、日中の蒸し暑さが顕著である。一方、脊梁山脈を背にする地形のため、冬季の北西季節風による気温低下が著しく、積雪量とともに他の2地域と様相を異にする。豪雪地域は南西部、越後山脈に面する只見地方であり冬季に降水量が多い日本海式気候である。喜多方における年間降水量は約1300mmである。

福島・地図
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