福島県 河沼郡 会津坂下町 [福島県会津自然の家]

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1.観測地点の情報
1. 定点観測地点名 JPNFKS004
2. 施設名 財団法人福島県自然の家 会津自然の家
3. ホームページ http://www.aizu-nc.fks.ed.jp/
4. 施設の概要
写真

「新緑・紅葉・白銀の世界を満喫できる大自然への誘い」

 会津盆地の西に位置する会津自然の家は、県内4カ所の福島県自然の家の一つ。
 磐梯・飯豊の連山を遠く望み、会津盆地を一望できる自然環境にあって、起伏に富んだ自然を利用してのフィールドワーク、ウォークラリーオリエンテーリング、フィールドアスレチックなど、野外活動が多種あり内容も豊富です。また、冬季の野外活動は、スキーをはじめ、雪と親しむ活動が多く、用具を数多く備えており、大自然を丸ごと楽しむことができます。さらに、身体障害者の宿泊ができるように、必要設備も完備しています。

 収容定員(総収容定員 570人)
  本館 300人(12人用ベッド25部屋)
  ロッジ150人(15人用10棟)
  テント120人(6人用20張)

5. 住所・連絡先 〒969-6504
福島県河沼郡会津坂下町大字八日沢字西東山4495-1
電話0242-83-2480 FAX0242-83-2481
6. 緯度・経度 北緯37°34′・東経139°48′
7. 施設の標高 222m
8. 観測装置の高さ +11m(地面から観測装置までの高さ)
9. 観測装置の高度 233m(海面から観測装置までの高さ)
10. 景観カメラの方位
11. 景観の要素 ・会津磐梯山
・会津平野
・落葉広葉樹
・日の出
・積雪のようす
・地面のようす
12. 装置と設置場所周辺の写真 (a) 装置の全景

会津・装置の全景

(b) 1. 気象観測装置

会津・気象観測装置

(b) 2. 地中温度センサー

会津・地中温度センサー

(c) 景観カメラ

会津・景観カメラ

(d) 景観カメラからの風景

会津・景観カメラからの風景

会津・鳥瞰図
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(e) 記念写真スポット

会津・記念写真スポット

↑ここに10分間立っていると景観カメラが記念写真を撮影します。

(f) 自然の家のみなさん

会津・自然の家のみなさん

↑事務室内の棚に納められたサーバと自然の家所員のみなさん。



2.地方の気象
1. 福島の気候

 福島県は東西に幅のある立地で、西側より越後山脈、奥羽山脈および阿武隈高地がほぼ平行して南北に走る地形である。地域区分も地形的な影響が大きく、会津(越後山脈と奥羽山脈の間)、中通(奥羽山脈と阿武隈高地の間)および浜通(阿武隈高地東側の海岸地域)という名称で大きく3地域に区分される。

 気候については、阿武隈高地の東西で大きくその様相を異にする。東側の海岸地域である浜通にある相馬、原町、いわき等は海洋性気候のため夏季は気温の日格差が小さく、東風となる海風の影響を受けて過ごしやすい。また冬季は雪が少なく、他の2地域と比較して温暖である。小名浜の年間降水量は約1400mmである。

 中通に位置する福島、郡山、白河およびその周辺地域は盆地である。すなわち海風の影響が少ないため夏季は風が弱く高温となり、夜間の冷却による気温の日格差が大きい盆地特有の気候である。冬季は北西季節風の影響を受け、西側の奥羽山脈に近いところで降雪がみられるが東側は一般に少ない。福島の年間降水量は約1100mmである。

会津は喜多方、会津若松、田島および只見などを包含する地域である。この地域は越後山脈と奥羽山脈に囲まれた山間地域および盆地である。夏季における山間地域は高地のために冷涼である。一方、都市である会津若松や喜多方などの盆地では中通地方と同様に内陸性の盆地気候となるため、夏季において気温の日格差、日中の蒸し暑さが顕著である。一方、脊梁山脈を背にする地形のため、冬季の北西季節風による気温低下が著しく、積雪量とともに他の2地域と様相を異にする。豪雪地域は南西部、越後山脈に面する只見地方であり冬季に降水量が多い日本海式気候である。喜多方における年間降水量は約1300mmである。

福島・地図
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