政令指定都市を目指す、日本海側最大の都市、新潟。
その新潟市の中心街からほど近い海辺の、松林の中に、新潟青陵大学はあります。
2000年4月に開学した、看護学科と福祉心理学科からなる看護福祉心理学部一学部の大学です。地域や人間のニーズに対応できる、総合的な力を身につけた専門化を養成するということを理念として掲げ、福祉、心理、看護、保険医療の分野が連携できるという、特色のあるカリキュラムを組んでいます。
春から秋にかけて、新潟の気候は比較的穏やかです。キャンパスから見える日本海は、マリンスポーツで賑わい、水平線に佐渡汽船の優雅な白い船体が、ゆったりと浮かんでいます。teitenプロジェクトのカメラは、佐渡ヶ島の方向を向いていて、空気の澄んだ日には、佐渡の山並みがはっきりと見えるはずです。また、夏には、日本海のシンボルともいえる、空と海を真っ赤に燃やす夕日が見られます。新潟青陵大学から見ると、その夕日は、佐渡の山並みに吸い込まれて行きます。
冬は、灰色の重たい空と、荒波の季節です。寒冷前線の通過時や、冬型の気圧配置が強まった時には、激しく雷が鳴り、雪を交えた強風が吹き荒れます。そのような時には、気圧の変化と、風速に注目してみてください。また、カメラからは、テトラポットに打ちつける激しい白浪が見えるはずです。